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2014.02.20

大雪にて思うこと

空間ディレクター和泉です。


こんばんは。


少し長文になりますが…
先日の大雪にて考えさせられたことを、ズラズラと書き綴ります。



雪化粧。って言ってしまえば美しいけれど、2週続いた雪の効果は、
単に汚れた街を覆い隠してくれただけではない、と、思う。
雪かきという関東圏においては非日常的な行為によって、または、
今朝なんかはまさにそうだったが、歩行困難な道を譲り合って声を
かけながら進むという行為によって、希薄になった人と人との関係
性が改善されるきっかけになったのではないかと思う。

広域的には分からないが、少なくとも私の周りではそうだった。
今朝は駅まで30分掛けて歩いたわけだが、少し実験的に、人とすれ
違う際は大袈裟に深雪側に避けてみた。
そうするとやはり、ほとんどの方は感謝してくれるし、中にはお互
いが避けあって、ダチョウ倶楽部的な譲り合いを展開した時もあった。
お互いが革靴にも関わらず。

昨日の帰宅は深夜になったわけだが、何と24時にみんなの為に雪か
きを行っていた方がいて、少しだけだか言葉を交わしながら私も
行った。その方には、私と同じ年の子供がいた。


仮説だが、人はある程度不便な環境の方が優しくなれるし、お互い
に助け合いや、相手を思いやる気持ちが生まれるのではないだろうか。
今朝ほどダチョウ倶楽部の相方が言った『お互い様ですよ』という
言葉がまさにそうなんだと思う。

イベントだからだよ。デイリーではあり得ない。
そんな反論を頂くかもしれないが、この仮説は今後の私たちを取り
巻く環境においては、とても重要なファクターになり得るのでは
ないかと思う。

特に私の働く『住』というカテゴリーにおいては。

外出先からボタン一つでエアコンのオンオフ、カーテンの開閉から、
何から何まで行えるハイテクノロジーな住宅よりは、少し暑いかも
しれないけど、団扇で風を送りながら縁側でスイカを食べる生活の
方が、不便と感じる人が多いだろう。昭和的だ、と切り捨てられる
かもしれない。

でも、後者の方がより四季を感じる事が出来るし、むしろ少し不便な
方が工夫しながら住まうので、そこから知恵が生まれるし、知恵が
蓄積されて形を成すと文化と呼ばれ、それが様々な箇所で発生する
から地域毎に特色のある文化が出来あがる。それが地域性となって
いるのでは?とも思う。


そして縁側では、タライに足を突っ込んで喋くっていると、必然的に
コミュニケーションが生まれ、より深く相手の事を知る事も出来る
だろう。

そんなところに、人と人との本質的な繋がりがあるのではないかと思う。

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