おんぼろ不動産マーケット

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2016.08.07

ライフスタイルから家をつくる

こんにちは、横川です。

遅い梅雨明けがきたと思った途端、太陽がじりじりと照りつける日が続きますね。

そんな夏真っ只中の休日、おんぼろ不動産マーケットのスタッフと一緒に、
今夏注目のイベント「HOUSE VISION」に行ってきました。

housevision4.JPG

企業と建築家/クリエーターとの協働によって、家のあり方を考えながら
具体化を試みる本展、各プロジェクトでつくり上げた12棟の展示ハウスを
順に巡っていく構成になっています。

中でも気になった展示を2つ、ご紹介します。

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【吉野杉の家】Airbnb×長谷川豪

奈良県吉野の杉と檜を用いて建築された吉野杉の家は、本展終了後、
実際に吉野町へ移築され、Airbnbに登録される予定とのこと。
2階建ての建物の1階は地域に開かれたコミュニティスペース、
そして写真の2階は宿泊するゲストのための空間です。
檜の香りに包まれて眠り、東向きの窓から差し込む朝日で気持ちよく目覚められます。

日本の観光地にも浸透しつつあるAirbnbですが、旅行者は、ともすればその地域にある
無人の住宅に泊まるだけで完結してしまうかもしれない。

宿泊する建物の1階に地域住民の集まるコミュニティスペースが設けられることで、
旅行者と地域住民とが自然に関わりあえる、旅行者はより深く地域に潜り込み、
今までとは違う旅行体験を得られる仕組みになっていますね。


housevision2.JPG
【遊動の家】三越伊勢丹×谷尻誠・吉田愛

12棟の展示の中で唯一のリノベーション事例。
こちらは、これから中古住宅購入+リノベーションを考えて
いらっしゃる方にも、大いに参考になると思います。

ここで注目してみたいのが、色使い。
壁、床、キッチンがグレー~黒色のグラデーションで彩られています。
無彩色でも、モルタルやペイントの質感で、これだけ豊かな表情を
生み出すことが可能なんです。

白いビニールクロス、白くツルリとしたシステムキッチンにナチュラル系の
フローリングという取り合わせが、日本の住宅の大半ではベーシックとして
採用されています。

が、ご自身が住まいをつくられる時には、一度立ち止まって考えてみて下さい。
その組み合わせが、本当に自分らしく、気持ちよく過ごせる空間として
ベストなのかどうか。

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テクノロジーの進歩とともに、私たちは好きな場所で仕事をし、
思いつきで好きな場所へ旅することも可能になってきました。

毎日同じ場所へ通勤し、毎日同じ場所へ帰って眠るという日常が、
近い将来当たり前ではなくなるかもしれません。

そんな今、住まい探しにおける問いの立て方は、
「どんなスペックの家に住みたいか?」ではなく
「自分はどう暮らしたいのか?」です。

「駅徒歩○分」「○LDK」「築○年以内」などの既存のフレームから、
一度自由になって考えてみましょう。

出来合いの住宅に自分の生活を合わせるのではなく、
望む生き方に合わせて、住まいをつくっていく。

「住宅ローンの返済がのしかかる・・」「人生で一番高い買い物だし
失敗できない・・」と、つい及び腰になってしまいがちな
「住宅を買う」という行為が、そう考えるだけでぐっと楽しみになりますよね。

妄想炸裂すること間違いなしの本展、ぜひ足を運んでみてください。





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"不動産女史"
横川 希恵 Kie Yokokawa
この道10年。20代で持ち家女子な不動産のプロ。

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