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2013.07.12

LiVESさんにご紹介いただきました

$おんぼろ不動産マーケット STAFF BLOG

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空間ディレクター和泉です。

小暑も過ぎ、暑い日が続きますね。
溶けちゃいそうです。

息子が熱射病の為、緊急病院へ連れて行ったのが
昨日のミッドナイト。


暑さと寝不足。

この2つの要素が相まって、先ほどから幻覚がチラホラ…。。


さて、いつもは購入した物件に対してリノベーションを
させていただくことが多いのですが、今回は、賃貸物件を
プロデュースした例が、雑誌「LiVES VOL.70」さんにて
ご紹介いただきました。


ここは、単にリノベーションという手法にて居住快適性を
向上させただけではなく、とことんまで要素を引き算した、

LESS IS MORE

な空間に仕上げました。


詳細は、

「LiVES VOL.70」

をご覧くださいね。

2013.07.05

賃貸住宅の10年

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自由が丘の古本屋で、penのNo.107(2003年発売)号を買った。

内容は、建築家43人の集合住宅宣言。
と題して、建築家がさまざまな切り口から創った集合住宅、
アパート・マンションの事例を紹介するもの。

私が設計事務所時代に数年間を過ごした「split」(千葉学氏設計)や、
UR都市機構(当時:都市基盤整備機構)の
東雲キャナルコートCODAN(山本理顕氏設計)など、
身近な建築物が多く掲載されており興味を引いたのは間違いないが、
それよりも気になったことがあった。

それは、2003年という10年前にも関わらず、
今と全く同じ言語が使用されていること。


コミュニティー形成を促す共同住宅
nLDK神話が崩れた
長屋的発想コーポラティブ


など、現在も頻繁に語られている言葉が所狭しと並んでいる。

いやはや、10年前と何も変わっていないな。

10年前からnLDKというモジュールではなく、
自分らしい暮らし方の可能性を追求してきたにも関わらず、
それが浸透しているか?と言われれば、
決して全面的に肯定できるものではない。

コーポラティブという分野に限って言えば、
(10年間という時間軸なりの成長率を鑑みなければいけないが。)
問題はあれど、それなりに増えてきているスキームと言えそうだ。
だが、ごく一般的なデベロッパーが供給する分譲マンションは未だ、
nLDKのnの数をやたらと重視し、「凛として」とか「静寂」とか
「豊かさの象徴」とか、よく分からないキャッチコピーを
展開させて販売し続けている。

建築・不動産業界に身を置くものとして、自らを含めた
業界全体の進歩のなさを反省しなければならないと、
身に染みて感じた。

同時に、「濡れ縁」や「土間」などの言葉も目にすることが出来た。
当時からあえて余白部分を創るような設計をする動きも
多々行われていたことを思い出すことが出来、素直にうれしく思った。

なぜ嬉しいかというと、それがタイムレスな価値だと
再認識できたからだ。
10年前の「トレンド」は、今見ると、とてもチープに
思えてしまう。
でも、それがトレンドではなく、人間が生活する上での
本質であるからこそ、10年経過した今でも
まったく色あせることがない。

私の好きな集合住宅の一つである「アパートメント鶉(じゅん)」
(泉幸甫氏設計)は、様々な木々が
四季の移り変わりを感じさせてくれる。
ナナカマドやモミジなどの木々を眺めているだけで、
季節の移り変わりを感じることが出来るし、
中庭的に鎮座する池も、それを眺めているだけで
気が落ち着くことのできるような、そんな空間を兼ね備えている。

10年以上も前から建築されてきた
「心と体が休まる」「四季の移り変わりが感じられる」
共同住宅が、2013年の今において広がりを見せていないのは、
それを流通する側の責任だったり、
企画運営する側のリテラシーの問題だったりする。

素直に、その土地の気候や文化、歴史や風土を読み取り、
最適な形にする。
その上に、マーケティングやデザインをマウントする。
そういった純粋なやり方こそが、結局はタイムレスで、
汎用性が高く、価値の落ちない住宅になっていくのだと思う。

NENGO 空間プロデューサー
和泉

※おんぼろ不動産マーケットメールマガジン7月号より転載
https://onboro.net/melmaga.php

2013.06.22

夏至

昨日は夏至でした。


一年で一番日が長い一日です。

一年で一番日が長い一日ですが、

一年で一番暑い日ではありません。

一年で一番暑いのは、8月頃ですよね。


太陽は地面を温め、

その熱が大気を温めるのに時間が掛かる為、

この「遅れ」が生じるとの事を、以前聞いた事が
あります。

月には大気がない為、地球の様に遅れて暑くなると
いうことはなく、昼は摂氏100度、夜には逆に
マイナス100度まで下がってしまうそうです。

科学ですね。

日本も、こういった自然現象をしっかりと把握し、
向き合い、それぞれの特性を充分に活かしながら、
楽しんで暮らせる住宅が増えて欲しいものです。

増やしていきましょう。


空間ディレクター
和泉

2013.06.14

ドイツに重なる日本の未来像

こんばんは。
空間ディレクター和泉です。

私たちが加盟しているHEAD研究会のみなさんが、
先週までドイツ・オランダに視察に行っておりました。

HEAD研究会とは、日本の建築・不動産・部材・流通
といった、ダイレクトに私たちの暮らし(家・生活)に
絡んでくる業界の、潜在能力を解き放つための大きな
ウネリの一歩となるべく会合です。

http://www.head-sos.jp/
R不動産やブルースタジオなども加盟する団体で、家づくりや取引に関して、
本気で将来を良くしてやろうと、考えている団体です。


明治大学教授の視察レポートを読んだのですが、
ドイツの賃貸事情は、どうにも日本の将来像に
思えて仕方ありません。

ライプツィヒでは、市の中心部からさほど離れていないところでも、
坪単価430円程度のレントだそう。
これは実に、東京の20~50分の一程度の水準です。

きちんとリノベーションした物件でも、坪単価2,000円程度と、
東京では全く考えられない金額です。

例えて言うなら、桜新町の80平米のレジデンスが、1万円の
家賃で貸しに出されている様な、そんな状況だと言うのです。

この街は以前、1930年代には70万人以上を誇った人口ですが、
90年代後半には50万人を割り込んだ様です。

そんな背景から賃貸需要は大幅に衰退し、
一時は空室率50%を下回った様です。

日本の将来が重なって思えたのはまさにここで、
日本の賃貸住宅空室率も既に20%に達する勢いになっております。
少子高齢化とともに、この数字は加速度的に増加するでしょう。

そうなった時に、現在の様な単なるハコ貸しのマーケットではなく、
新しい付加価値が想像されなければならない時代が、すぐそこまで
来ているのです。

今まで通りで良いや。という考えはもはや通用しません。
改修、というキーワードが一つポイントになってくるかと思います。

メゾン青樹さんや私たちの行っている

「オーダーメイド賃貸」
が、そのキーになるかもしれません。


空間ディレクター
和泉

2013.06.08

雨を耳で楽しむ

じめじめした季節になりました。
今年は例年より11日も早い梅雨入りだそうです。
(そのくせすぐに、梅雨明けしたかの様な晴天に
恵まれましたが…)

雨量の少ないアフリカなど、世界の一部の地域では
恵みの雨となり得るかもしれませんが、ここ日本では、
一般的にはあまり歓迎されていないのが実情です。

降水量は、台風が頻発する晩夏から初秋にかけてが
一番多いものの、その時期を除くとやはり梅雨シーズンが、
もっとも雨に悩まされる時期と言えるでしょう。

この時期は出かけるのもおっくうになりますよね。
そんな日は皆さん、家の中で何をして過ごされますか?

もしかしたら多くの方は、雨戸を閉めきってしまうかも
しれません。

映画鑑賞など、外に出にくいことを逆手に取り、室内での
アミューズメントを選ばれる方も多くいらっしゃるでしょう。


「水琴窟」(すいきんくつ)

という言葉を聞いたことがありますでしょうか。

水琴窟とは、日本庭園の装飾の一つであり、
水滴が地中の瓶(甕)の中に落ちていき、その反響を
楽しむ音響装置です。

元は、手水鉢(ちょうずばち)と呼ばれる、神前や仏前で
身を清めるための水を入れておく器からあふれ出る水の
排水装置として考案されたものです。

歴史の中では茶道にも取り入れられ、「つくばい」となり、
水琴窟もつくばいの排水処理として、茶庭に取り入れられて
いきました。

瓶(甕)の中の水と空洞のバランス、水滴の落ちる場所によって
音が異なり、まるで琴の音色の様に聞こえることから命名された、
という説がありますが、その真実は明らかになっておりません。

この水琴窟。

どうせ排水処理をするのであれば、そこに音を楽しむ機能も付随させて
しまおう。という考え方が発端です。

それを転用して、天水琴という

「雨を楽しむ」

ための水琴窟も考え出されました。

雨だから雨戸を閉めて外とのつながりを遮断する。という考え方
ではなく、どうせ雨なのだったら、それを積極的に楽しもう。
という事です。

縁側に座って水琴窟の音を聞きながら読書をする時間を想像して
みてください。

何ともゆったりとした、豊かな時間が流れそうではありませんか?

雨の日に除湿機を回して快適に過ごすと、もちろん快適でしょう。
この行為は、とても文明的で、アクティブな感じがします。


日本には、四季があります。
季節ごとに雨の種類も変わります。

どうせ同じ雨の下で過ごすのなら、縁側で水琴窟の音色を感じながら、
雨を耳で楽しむという、文化的でパッシブな方法も、雨の日を楽しく
過ごす為の選択肢だと思います。

日本の年間平均雨量は約1,718mmで、世界の平均雨量の約2倍。
水琴窟という装置が良いのかどうかは人それぞれですが、
雨という、何もしなければおっくうな天気さえも楽しむことが出来る
ような、そんな考え方を持った家は、とてもいい家だな、と思います。

リノベーションでもそれは可能です。

私たちの家創りに対する考え方は、そんなところにあります。


NENGO 空間プロデューサー
和泉



※おんぼろ不動産マーケットメルマガ6月号より転載。
登録フォームはこちらになります。
https://onboro.net/melmaga.php

2013.06.04

道具

$おんぼろ不動産マーケット STAFF BLOG


IKEAで食器を買うと、なぜか長持ちしない。
グラスも、箸も、お茶碗も。

価格からして、脳のどこかで、消耗品と認識しているの
かもしれない。

先日ある漆職人さんの話を聞いた。
漆塗りのお茶碗は、価格と耐用年数がほぼ同じだそう。

300円のお茶碗は、300日。
3,000円のお茶碗は、3,000日。

そう考えると、1年もたない300円のお茶碗は
購入時の瞬間コストは安いが、やはり単なる消耗品以外
何物でもない。
だって、1年経たずにさようなら、なのだから。

そこに「道具を愛する」という心は芽生えにくい。

逆に言うと、3,000円のお茶碗は、財布からお金を出すときは
一瞬躊躇しそうだが、8年間大切に使う事が出来る。

どちらも同じ1日1円だが、断然後者の方が愛着を持って
道具を使うことが出来、それはとても人間的である、と思う。

そう思ってから、義母に無水鍋を送った。
ガシガシと使って、そして大切に手入れをして欲しいと願って。

6人の子供がいる母親が使い倒した無水鍋を、
将来譲り受けようと思う。
そうすることで、母親が愛用した鍋を使うというストーリーが
付加された、世界で唯一の鍋になるだろう。


空間プロデューサー
和泉
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