おんぼろ物件を“維持”ではなく“再生”するために──。今、新世代オーナーが見直すべき視点とは?
あなたが受け継いだその建物は、かつては地域のランドマークだったかもしれません。
けれど今、家賃は少しずつ下がり、入居も決まりづらくなってきている。
「なんとか維持してきたけれど、そろそろ限界かも…」
そんな声を、私たちは多く聞いてきました。
ここでご紹介するのは、ただの修繕でも、建て替えでもない──
「1棟まるごとリノベーション」という、新しい選択肢。
それは、家賃を取り戻すこと以上に、
「物件の未来を再設計することに近いのです。
プローテ二子玉川
築年数が20年、30年を超えると、
配管・防水・外壁など目に見えない部分の老朽化が一気に表面化します。
「そろそろ長期修繕を…」と考えるのも当然です。
けれど、たいていの修繕は“維持”であって“成長”や“進化”ではありません。
入居者にとって「雨漏りしないこと、汚れていないこと」は最低限。
それが家賃アップに直結することはまずありません。
たとえば、外壁を塗り替えても、室内はそのまま。
設備は古く、間取りも今の暮らし方に合わない。
これでは、入居者が“選ぶ理由”にはならないのです。
そこで必要なのが、修繕に「+α」=再生の視点。
設備も内装も、建物全体をひとつの価値として再構築することで、
「直す」ではなく「変える」ことが可能になります。
MMA
退去が出たら、すぐに原状回復。
次の入居者を逃さないために。
その判断、よく分かります。
でも、その結果、家賃は少しずつ下がっていませんか?
同じ間取り、同じ設備、同じ内装。
家賃だけが数千円ずつ下がり続け、
気づけばキャッシュフローに余裕がなくなっている。
それは小さな機会損失の積み重ねです。
築年数が進めば進むほど「ただ戻すだけ」では魅力が足りない。
「次の10年」に向けて、物件を再設計するタイミングは今です。
1棟まるごとのリノベーションなら
・間取りも設備も、今の入居者ニーズに合わせて再構築
・ファサードから共用部まで一体でデザインし直すことで、物件イメージを一新
・築古物件にありがちな「チグハグさ」をなくし、“選ばれる物件”へ
惰性の原状回復から抜け出すこと。
それが、再生への第一歩です。
鮫洲ブランチ
「ここまできたら、建て替えるしかないんじゃないか?」
そう考えるオーナーも少なくありません。
でも実際には──
・建築コストは高騰し続け、採算が合わない
・再建築不可や高度地区など、法規制に縛られるケースも多い
・仮住まいや空室期間など、リスクと時間が大きくのしかかる
だから「今ある建物をどう活かすか」が問われています。
実は、入居者は「新築かどうか」よりも、
「自分らしく住めるか」を重視しはじめています。
特に、住まいにこだわりを持つファミリー層や自営・専門職層にとって
築年よりも「コンセプト」や「空間の質」が決め手になるのです。
リノベーションは、時代遅れ”を“唯一無二”に変える力があります。
unico 川崎
「1棟まるごと」だからこそできる再生があります。
それは、個室の入れ替えでは得られない“物件全体の再設計”。
1:建物が変わる(ハードの価値)
・配管・断熱・外装も含めた建物全体の耐用性向上
・ファサードや共用部を刷新し、印象そのものを変える
・省エネ対策や環境配慮も全体で効率的に導入
2:入居者が変わる(マーケットの価値)
・ターゲットを再設定して、入居者の質と満足度が向上
・“選ばれる理由”を可視化し、家賃も安定して再構築
・長期入居者の獲得で空室率の不安が減少
3:オーナーが変わる(経営の価値)
・修繕費が“未来への投資”に変わり、資産の再設計につながる
・キャッシュフローが改善され、次の手が打てるようになる
・“自分の代で再生ができた”という納得感、満足感が得られる
BOIL 溝の口
築年数や老朽化は、終わりを意味しません。
それは、物件がもう一度生まれ変わるチャンスです。
「1棟まるごとリノベーション」は、ただの修繕ではなく、
“選ばれ続ける物件”として、未来を描き直す手段です。
「いつかやらなきゃ」ではなく、
「今やれば変えられる」と気づいたときが、そのタイミング。
ぜひ一度、ご相談ください。
物件の未来を、私たちと一緒に描き直してみませんか?