今回は昭和40年築の戸建をご紹介です。

鉄骨・軽量鉄骨・木造の3階建てとなっており、
新築当初は工場として建築されたため、1階は現在天井高さが3.2mもあるガレージになっております。
電動シャッター付きで大型車でも3台駐車可能です。

平成7年に現在の所有者さんが購入されまして、2・3階は自宅として使えるように改築をしており
現在に至ります。

1階は
4畳程度の部屋、トイレ、ミニキッチン、ガレージ（大型車3台は駐車可能です）
建物外にも駐車1台可能なスペース有

2階は
玄関、風呂、洗面所、トイレ、和室、リビング

3階は
洋室×3、トイレ、ルーフバルコニー

こういった構成になっております。

個人事業主や法人の代表のかたで、
・大型車を複数保有している
・仕事の荷物がかなり多い
こういったかたにはうってつけの物件かと思います。

風呂・トイレ・キッチン・洗面台は平成7年の増築時に新しくしたままで、
そのままでも使えますがさすがに交換時期ではあると思います。
2階・3階の壁紙は色あせてきているので交換したほうが良いと思われます。

前面道路挟んで対面は児童遊園となっており、
京浜東北線「上中里」駅徒歩7分
宇都宮線「尾久」駅徒歩6分の利便性とは思えない静けさです。

昭和40年築なのと新築時に建築確認申請をしていない関係で、
通常であればほぼすべての金融機関で住宅ローン利用不可物件となるのですが、
今回、弊社の関わりのある物件ということで特別に
提携の住宅ローンの対象としていただきました。
※融資が必ず通るというわけではなく、あくまで担保評価の土台に乗るということです。

弊社は築年数の古い物件をお任せいただくことが多く、
金融機関からも築年数の古い物件をご紹介いただくことが多々あります。

日本で空き家が増えてるのはなぜかというと
「融資対象とならないケースがほとんど」だからです。
昭和築の戸建であれば1/3くらいは建築確認申請を出しておらず、
検査済証に関しては1/2～3/4が取得しておりません。

そして、当時はなんでもありな時代だったそうなので
建蔽率がオーバーしていたり、容積率がオーバーしていたり、
接道義務を満たしていなかったり、
違法な増改築をしていたり、
いろいろ問題があるのが築古の物件であり、
そういった「現行の法律に適していない不動産」は金融機関が担保としてみてくれないため、
住宅ローンが使えず、その結果全然売れないというスパイラルに陥っているのです。

その現実を金融機関には日々伝えており、
「弊社が売買で関わる築古の物件、なんとか融資お願いします」
という営業活動が実り、住宅ローン対象となったという経緯があります。
※融資には条件があります。

土地面積が100㎡（30坪）あり、
昭和40年築とはいえ軽量鉄骨・鉄骨・木造の180㎡建物が付いて
6,600万円はかなり割安です。

経年劣化、弊社提携以外では住宅ローンが使えないというのをきちんと加味しての価格ですので
お問い合わせが多くなること思います。

ご見学希望の際は担当：山田までご連絡ください。
Mail：y-yamada@nengo.jp